かえるのひとりごと

　ただいま～　



さて、早速つづきを・・・

ヤンキー先生の講演会、

実はＰＴＡの行事の表彰式との二本立てだったらしい　

何も確認せずに申し込んだので、

『　うわぁ～　一時間どうしよう・・・　』

正直思っていた。　　ｽﾐﾏｾﾝ・・・

でも沖縄市の各小中学校で子供達のために力を尽くされてる方々の表彰。

その場にいるとありがたくて一生懸命拍手していまいた。



休憩を挟み、いよいよ講演会！！

残念ながら撮影はＮＧだったので写真は諦める

しょうがないので会場に入ったときの写真を・・・



お花が豪華！！




休憩の間に、明らかにさっきより増えてる観客。

後から関係者に聞くと、沖縄市民会館の大ホールはほとんど埋め尽くされたらしい。


ヤンキー先生が登場すると、近くに座っていた若いお母さん方からは

『　かっこい～　』

遠慮して小声ながらも拍手にまぎれて聞こえる声。

私も『　きゃ～　』って声を上げてみかったけど隣は主人、ちと遠慮致しました

だって　やっぱりＴＶよりほっそりしたアゴ♪

そしてＴＶでは見られないキュートな笑顔♪

それを見れただけでもラッキー



『こんばんは！』

先生の第一声に

『こんばんは！』

さっきいろんな人が挨拶した時の返事とはまるで別の会場のように大きな返事・・・

みんなの期待が伺える



お話は本当に心に響くもの。

私は先生の子供の頃のエピソードが特に胸を打ちました。

ちょっと困るんだけど　琴線に触れて涙が沢山でてきました

私は意地っ張りなので　人に泣いてるところを見られるのがとても苦手。

主人にバレないように　髪をかき上げる振りをして必死に涙を拭っていました。



また先生は真面目なお話だけでなくご本人の体験などを笑いを交えて語りかける。

意外だったのが

『　夫婦円満の鍵は　”ハーゲンダッツ”　』

これは苦労して得たポイント稼ぎの奥様に感謝を伝える方法らしい。

あたりまえ、では無く感謝の気持ちを言葉に、

時にはプレゼントという形で自分の気持ちをちゃんと伝えましょうと力説されていました。

かなり踏み込んだお話だったので会場は大爆笑でしたよ



そんな中、先生が特に強くおっしゃっていたのが、

教育とは、『聴く』　『伝える』　『学ぶ』　ということ。


まず　　『聴く』　とは

自分の心で相手の心の声を聴く事。

私達は語彙に乏しい子供たちが本当に言いたい事をちゃんと心を傾けてと聴いてるだろうか？

日々忙しい、忙しいと言って　子供の顔を見ることなく背中で返事をしたりする。

それではただ聞いてるだけ、聴くにはならない。

はっとさせられた。


忙しいから、と言って子供が話してる途中で　

『うん、うん解った。』

そうやって会話をプツリと切ってしまった事、何回あっただろう。

そんな時、子供たちはどんな気持ちだったんだろうか。



反省。



そして　『伝える』　とは

相手の心に言葉を届けること。

ただ口にしただけでは伝えた事にならない。


先生が、

『子供に　”生まれてきてくれてありがとう”　と十回以上伝えた事のある方いらっしゃいますか？』

と質問なさった。

手を挙げれなかった私・・・

考えてみると、生まれたばかりの小さい頃に言っただけかもしれない。

大きくなってからは寝顔に向かって心の中でつぶやいたとしても本人に伝えた事はない。

私は正面から愛情を伝えた事が無かったかもしれない。


また反省。



そして　『学ぶ』　ということ

大人たちが今こそ学ぶべきだと。

大人が意識をして教育を考えていこうと。



今、辛い冬の時期を過ごしている人・・・

必ず春はやってくる。

春を待つ冬の時期にやってきたことが春に花開く・・・　と。

　　　　
　感動！！　　
　　　　



他にもとても沢山の強い言葉の数々。

先生の講演を聴くことができたことに感謝しました。

会場の父兄の皆さんも同じ気持ちだったことでしょう。

講演が終わると割れんばかりの拍手・・・

先生は壇上から下りて　会場の端の列から観客席へ向かって深々と礼をされました。

移動して各方面の列にまた深々と礼をされる先生。

この謙虚な姿勢がまた素晴らしいなと思いました。

ご多忙の中私達の為に熱い思いを伝えてくださった先生に感謝です。



夫婦で考えさせられた時間は、とても有意義なものでした。